石材

プロジェクトで使用する石材を探しに、京都・大原の石屋さんを訪れました。 この置き場にあるほとんどの石材は、さまざまな解体現場から出た中古のもの。 年季の入った質感の材が、文字通り山積みに。 写真に写っている角に傾斜のあるものは「町家石」と呼ばれ、町屋の通り土間などに敷かれていたものです。 角が直角に近いものは「電車石」「市電石」と呼ばれ、京都市電で路面に敷かれていました。 近年「町家石」「電車石」はホテル建設などで需要が増え、この置き場では「電車石」の残りが少なくなっているそうです。
様々な石について学びを深めた後、石材を図面におとしこめるように数種類を実測して帰路につきました。